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REAL VOICE

採択事業者&実装先の声
2026/02/10
実装先
【実装先の声】先人の経験をデータ化!地域全体へ、そして次の世代へ共有可能に/HAPP
【実装先の声】先人の経験をデータ化!地域全体へ、そして次の世代へ共有可能に/HAPP
採択事業者
【株式会社インターネットイニシアティブ】
設立年
1992年
事業内容
日本初の国内インターネット接続事業者として創業して以来、高い技術力と国内最大級のバックボーンネットワークをベースに、クラウドをはじめとするアウトソーシングサービス、WANサービス、システムインテグレーション等をトータルに提供するソリューションプロバイダーとして事業領域を拡大してきました。生成・蓄積されたデータとそこから得られる洞察をもとに、様々な社会課題を領域横断的かつ持続的に解決される未来を目指しています。
トライアングルエヒメ採択年
2023・2024・2025年度
プロジェクト内容
土壌中の水分モニタリングによる農作物の収益向上モデルの確立と多面的展開を目指しています。今年度は柑橘・サトイモ栽培の産地での実装を行っています。
実装先
【HAPP(松山市青年農業者連絡協議会 北条支部)】
HAPP(松山市青年農業者連絡協議会 北条支部)
設立年
2010年(HAPPへと名称変更)
事業内容
HAPPは「Hojo Agriculture Professional Production」の略称で、愛媛県松山市北条地区を拠点に活動する青年農業者組織です。農家一人ひとりのスキルアップと現場課題の解決を主な目的とし、定例会での情報共有や勉強会、関係機関・異業種との連携を通じた実践的な学びの場を運営しています。併せて、地域住民と連携したバレーボール大会や地域ラジオ番組での情報発信など、農業と地域が自然につながる取り組みにも力を入れています。
HAPP 副会長
長野 隆介(写真:左)
トライアングルエヒメに参画したきっかけ

HAPPでは、「HAPPyプロジェクト」として新規就農者の支援に取り組んでいます。住宅や園地の提供、技術や資材などのノウハウ共有、販路の提案までを含め、就農から経営の立ち上がりまでを地域で支えることを目的として活動してきました。

毎月開催している定例会には約40名が参加しており、その半数は異業種の参加者、残り半数が農業者です。さらに農業者の中でも半数近くが新規就農者で、多くは親元就農ではなく、Iターンで地域に入り農業を始めたメンバーです。こうした背景から、HAPPでは経験や人脈が少ない状態でも安心して農業に取り組める環境づくりが重要なテーマとなっていました。

より良い方策を模索していく中でトライアングルエヒメの取り組みを知り、農業の現場を基点に、企業・行政・研究機関が連携しながら実証を行う仕組みは、HAPPが目指す新規就農者支援と非常に親和性が高いと感じました。特に、先輩農家が長年の経験の中で培ってきた技術や勘を活かした判断を、デジタルという形で共有できる点に大きな可能性を感じ、本プロジェクトへの参画を決めました。

トライアングルエヒメを通じて感じた社内の変化

プロジェクトに参画したことで、HAPP内の学びや議論の質に変化が生まれました。これまで個々の農家の中に留まりがちだった工夫や判断が、データや記録を通じて共有され、「なぜその判断をしたのか」「どの条件で結果が良かったのか」を振り返れるようになっています。これは単なるマニュアル化ではなく、先輩たちの経験を再現しやすい形で次の世代に手渡す取り組みだと感じています。

また、新規就農者にとっては、過去のデータや事例があることで判断材料が増え、就農初期に起こりやすい失敗のリスクを下げられる点も大きな変化です。経験の差による不安が和らぎ、前向きに挑戦できる空気が生まれています。HAPPとしては、今回の取り組みを通じて得られた知見を地域全体で共有し、次の担い手につなげていきたいと考えています。トライアングルエヒメは、そのための大きな後押しとなる取り組みであり、今後も主体的に関わっていきたいと考えています。

 

プロジェクトの詳細はこちらをチェック

https://note.com/tryangle_ehime/m/mc19ac42fd790