【採択企業の声】空き家活用×DXで地域課題を解決。無人民泊プロジェクト/株式会社hacomono
採択事業者
【株式会社hacomono】
- 設立年
- 2013年
- 事業内容
- hacomonoは、ウェルネス産業のDXを推進するSaaSを提供しています。予約・決済・入退館管理の自動化により、店舗運営の非対面化と効率化を実現し、顧客体験の向上に貢献しています。また公共分野においては、空き家を活用した実証実験や、公共運動施設のDXによる利用率向上、部活動の地域展開を支援するシステムの提供などを通じて、より健やかな地域社会の構築を支援しています。
- トライアングルエヒメ採択年
- 2024・2025年度
- トライアングルエヒメとの出会いと応募のきっかけ
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元々は愛媛県庁職員の皆さまが、当社にトライアングルエヒメの実績や、愛媛県の空き家率やインバウンド誘客に力を入れている実績等をPRいただいたことがきっかけです。当社の技術が地域創生の一助になれるのではと考え、トライアングルエヒメに応募させていただきました。
- 愛媛県で行ったプロジェクト内容
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愛媛県内の深刻な空き家問題を解決するため、デジタル技術を活用した「セルフチェックイン民泊宿」の実装を推進しています。欧米・アジア等のインバウンド需要に対し、予約・決済・鍵の暗証番号の受け渡しをオンラインで完結させることで、言語の壁を解消したスムーズな宿泊体験を提供し、繁盛宿をつくっていくことを支援しています。
▼プロジェクトの詳細はこちらをチェック
https://note.com/tryangle_ehime/m/m0ba8a083d00f
- 実装先マッチングについて
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【実装パートナー名】
・株式会社三福ホールディングス
・県内各地の個人オーナー
実装初年度の2025年度には、松山市を拠点とする株式会社三福ホールディングス様と協力し、松山市に無人簡宿民泊施設を開設しました。
続いて、愛南町にあるゲストハウス「うみいろキャビン」のオーナー・徳茂直子様にセルフチェックインのシステムを導入いただきました。
- 採択後の愛媛県からの支援について
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愛媛県には、単なる資金援助に留まらず、実証実験の現場調整や地元関係者とのネットワーキングにおいて多大なご支援をいただきました。特に各市町村の首長様や地域コミュニティとの橋渡しは、スタートアップ単独では困難な部分も多く、愛媛県の強力なバックアップがあったからこそ迅速な社会実装が可能となりました。
また、定期的な進捗フォローや、広報・PR面での事務局の発信支援も手厚く、TV・新聞等とつないでいただいたおかげで、県内での認知度向上と事業の信頼性担保につながったと感じております。
- トライアングルエヒメを通じた自社の成長
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本プロジェクトを通じて、都市部とは異なる地方特有の課題(空き家活用、無人・省人システムの有効活用)に対し、当社の既存技術が、ウェルネス業界以外でも有効に機能することを実証できた点が大きな成長です。特に、対面接客が当たり前だった地域コミュニティにおいて、DXによる無人化・省人化が受け入れられるプロセスを経験し、ローカルDXの展開ノウハウを蓄積できました。
また、愛媛県内での信頼を獲得したことで、官民連携による事業モデルの解像度が上がり、他自治体へ展開するための強力な実績(ケーススタディ)を構築することができました。