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REAL VOICE

採択事業者&実装先の声
2026/02/15
採択事業者
【採択企業の声】中小ものづくり企業が現場主導で自走できるDX構築の伴奏型支援/株式会社セラピア
【採択企業の声】中小ものづくり企業が現場主導で自走できるDX構築の伴奏型支援/株式会社セラピア
採択事業者
【株式会社セラピア】
設立年
2020年
事業内容
ノーコード技術を活用し、企業自身が業務管理や営業管理などのシステムを構築できる仕組み作りを目指す“DXの伴走企業”です。「つくって終わり」にならないよう、現場担当者が自ら改善できるように実装を進めるだけでなく、社内にDX人材を育成することにも重きを置いています。さらに、製造業を中心に、営業DXや共同受注モデルの構築など、地域産業の構造そのものにアプローチする取り組みも展開しています。
トライアングルエヒメ採択年
2023・2024・2025年度
株式会社セラピア
代表取締役
田中 圭
トライアングルエヒメとの出会いと応募のきっかけ

東京で開催されたトライアングルエヒメのデモデイに参加し、愛媛県がものづくり製造業のDX推進を重要課題として掲げていることを知りました。当時、セラピアは東京都墨田区において製造業向けのDX実証実験を行い、現場主導で業務改善を進めるモデルの構築に成功したタイミングでもあり、愛媛県が抱える製造業DXの課題と、セラピアが墨田区で培った実証モデルには高い親和性があると感じ、応募に至りました。

愛媛県で行ったプロジェクト内容

 

■2023年度|現場主導型DXの実装フェーズ

株式会社ユタカ、登尾鉄工株式会社において、ノーコード技術を活用した管理システムの構築を行いました。あわせて、担当者への教育や社内実装に向けた伴走支援を実施しました。

 

■2024年度|現場主導型DXの成功企業によるコーチングを通じたDXエコシステムの構築

支援した企業が他社へのコーチングを行い、県内企業同士の対話を促進しました。これにより、共同受注という新たな選択肢を具体化しました。

 

■2025年度|共同受注システム「カケコミ愛媛」の構築

前年度までの実証を発展させ、共同受注システム「カケコミ愛媛」の構築に取り組んでいます。個社では対応が難しかった案件への挑戦や、地域としての営業力強化、加工領域を横断した提案体制の構築が可能となる状態を目指しています。

 

■現在地と今後 

継続採択を通じて、単発の実証にとどまらず「地域内に連携の仕組みをねづかせる」段階まで進んできました。今後は、展示会やメディア発信を通じて認知を広げ、ものづくり企業の共同受注体制の拡張と持続的な収益向上を目指していきます。

 

▼プロジェクトの詳細はこちらをチェック

https://note.com/tryangle_ehime/m/m194351c25cd4

実装先マッチングについて

【実装パートナー名】

・株式会社ユタカ

・ツウテック株式会社

・田中技研株式会社

・株式会社コスにじゅういち

・株式会社フラスコ

・登尾鉄工株式会社

 

本事業にあたっては、プロジェクトメンバーである「えひめ東予産業創造センター」を通じて、事業内容や課題感の近い県内事業者をご紹介いただきました。実際に各社の現場へ足を運び、現場の温度感や日々の業務の流れ、企業ごとの強みや課題を丁寧に確認していきました。

その過程で、企業それぞれの想いや実情を深く理解することを重視し、形式的な連携ではなく、実効性のある協業体制を模索しました。その結果、愛媛県内の小型精密加工を強みとする精鋭5社とマッチングし、共同受注体制の構築へとつなげることができました。

採択後の愛媛県からの支援について

当事者意識を持った親身な対応、事業の成果創出までを見据えた手厚いサポートをいただきました。愛媛県の職員の方のフットワークの軽さや実行力は際立っており、意思決定やアクションの速さが事業推進の大きな後押しとなりました。展示会への同行、地域事業者とのマッチングの機会創出、テレビ局との接点づくりなど実践的な支援をいただきました。

トライアングルエヒメを通じた自社の成長

“ものづくり製造業”向けの営業・事業展開に本格的に取り組んだのは初めてでしたが、プロダクトの実装や営業活動を重ねる中で、業界特有の課題や習慣に対する理解度が大きく向上しました。また意見交換を重ねることで必要とされる機能や改善点が浮き彫りになり、プロダクトに反映させることもできました。当社の意識改革・取り組み姿勢の変化にも大きく寄与したのでこの経験を糧に、今後もより良い価値を届けたいと思っています。